長崎市で起こった私道封鎖トラブルの解決策で新たにできる市道はどこ?現場の状況など行って確かめてみた

長崎
DSC_0555

2019年10月頃から始まった長崎市青山町の私道封鎖トラブル。
訴訟にまで発展し、道路封鎖は解かれたものの相変わらず両者の対立は続いています。

関連記事

長崎市で起こっている私道通行止めトラブルはどんなところ?実際に行ってみた

そこで、長崎市は別ルートで車が通れるルートを作り封鎖地域に車が乗り入れられるようにする解決策を出してきました。

どこからどこに市道をつなげるのか気になったので、実際に行ってみました。



新たにできる市道の詳しい場所はどこ?

長崎市青山町、現場の地図です↓

  • 通行止め検討道路を赤
  • 通行止めにより困ってしまう地域は青で囲まれた地域
  • 赤と青の境目にある黒い所がバリケードのあった場所
  • 黄色の線は今回拡張される私道

になります。

新道路は、迂回路とは別の所から入る事になり、(迂回路は入り口から結構狭いです)長崎市の城栄町から青山町を通って小江原町に行く道の登り口から左折し、長崎市緑ヶ丘地区子育て支援センター付近に伸びる聖マリア学園を周回する道路から入っていく事になります。

小江原町に行く道の登り口からのは入り口↓

長崎市緑ヶ丘地区子育て支援センター付近からの入り口



現場の状況は?実際に行ってみた

現在、裁判の途中ですが、裁判所より一旦バリケードの撤去と住民の通行を認めるよう指示が出ています。
現状は原告の7名以外の人の通行を禁止しているとの事でバリケードは無いものの通行できない現状は変わっていないようです。

この度拡張する道路の現状は、道幅1~1.5mほどのバイクが通れる程度の道です。
この道を2.5~4mほどに拡張し、緊急車両も通れるほどの道にするそうです。

現在の道はこんな感じです。

こちらは、市営青山アパート側から見た新道路の現状↓

閉鎖されている地域から見た新道路の現状↓

全長30mほどですが、閉鎖されている地域から青山アパート側にかけて上り坂になっています。

今回の計画では、駐車場を道にする計画との事で両入り口に面している駐車場が道路になるのではと考えられます。

ちなみに、事業費は1350万円との事です。



私道封鎖トラブルの解決策で新たにできる市道はどこ?まとめ

長崎市はご存知の通り山間に住宅地が多いため車が通る住宅街は重宝されます。

せっかく車の通る住宅街に住みながら車が使えなくなるのはとても歯がゆい気分だったと推測されます。

それにこの地域は、電車・バスなどの公共交通機関を使うには少し距離があり、車なしではとても生活がしにくい地域なので尚更だと思います。

元の道はまだ通行止めで訴訟の最中ですので、こちらも早く解決すると良いですね。

関連記事

長崎市で起こっている私道通行止めトラブルはどんなところ?実際に行ってみた



コメント