長崎くんち2019年の踊り町とスケジュールは?日程と見どころをまとめてみた!

長崎

長崎の一大イベント長崎くんち。
その奉納踊りをすべて見てしまうには7年かかると言われています。
なので、今年はどの町の何の奉納踊りが見れるのかは、重要な見どころになってきます。

今年、2019年の日程と踊り町の奉納踊りをまとめてチェックしていきたいと思います。



長崎くんち2019年の踊り町と奉納踊と見どころは?

今年の踊り町と奉納踊は次の通りです。

①今博多町からは、傘鉾と本踊。
②魚の町からは傘鉾と川船。
③玉園町からは傘鉾と獅子踊り。
④江戸町からは傘鉾と阿蘭陀船
⑤籠町からは傘鉾と龍踊

が奉納踊の演物として披露されます。

各町ごとに奉納踊りを紹介していきたいと思います。

今博多町の奉納踊り 傘鉾と本踊

今博多町は、博多商人が長崎に移り住み開いた町です。

今年の本踊りは、踊子(おどりこ)として参加する花柳流、唄と三味線を担う「地方(じかた)」を四芳会(しほうかい)が今博多町から出演することになり、先日出演契約を結ぶ結納が執り行われています。結納のニュース

長崎くんちの「結納」は、踊町(おどりちょう)が日本舞踊の師匠などから出演の確約を得ることで、師匠や踊子、地方ら出演者に結納金を贈るのが慣例となっています。

前回、2012年の今博多町の傘鉾と本踊の動画です。
本職の舞妓さんが踊るも見応えがありますが、小さい子供の踊りは可愛らしくて微笑ましいです。

今博多町の傘鉾と本踊

魚の町の奉納踊り 傘鉾と川船

その昔魚市場があったことから、今魚町と呼ばれていて、昭和38年に魚の町に変名した町で、川船の歴史は、わかっているだけでも1828年に絵師の川原慶賀の絵の中に川船が描かれているのが、確認できる一番古い事項になります。

現在の船は昭和30年に造られた重量約2トンの檜造りの船です。

川船には子供の囃子方が乗っており、その船を大人が縦横無尽に船を引き廻すのは豪快の一言です。

また、川船の影に隠れがちですが、魚の町の傘鉾の飾(ダシ)は市指定有形文化財で町名に因んで鯛、海老わせ魚籠うたせ網を中にして、ビードロ細工の葦を配していて、そちらもみどころです。

前回、2012年の魚の町の傘鉾と川船の動画です。
川船の一番の見所は、子供の船頭による網打ちと、勇壮な船廻しでしょう。
大観衆の中でプレッシャーと戦いながら子供が投網するところは特に見どころでしょう。


魚の町 傘鉾と川船

玉園町の奉納踊り 傘鉾と獅子踊り

諏訪神社がある玉園山の近くということから命名された玉園町。
上筑後町と東上町の一部と下筑後町の一部を合わせて現在の町が構成されています。

昔から筑後獅子として奉納踊りでは評判だったとの事ですが、昭和に入った頃から伝統が途絶え、近年は長与町吉無田郷で200年間受け継がれたでんと芸能の獅子踊り保存会に助力を願って行っているとのこと。
前回は親獅子を獅子踊り保存会の16名、子獅子を玉園町に住む小学生8名にて演じており、今回も似た形で演じられるものと期待しております。

前回、2012年玉園町の傘鉾と獅子踊りの動画です。
獅子踊りの見どころは、「花しぶり」と呼ばれる高さ3mほどの牡丹の花に向かい上体を反らしたり反動をつけたりして伸び上がるダイナミックな技です。
これは、「獅子身中の虫」と呼ばれる獅子の身体の中にいる寄生虫を退治する為に牡丹の花の蜜を吸う仕草だそうです。

玉園町 傘鉾と獅子踊り

江戸町の奉納踊り 傘鉾と阿蘭陀船

江戸時代、長崎奉行所西役所(旧長崎県庁跡)があった江戸町。
江戸から赴任してくる役人が多くいた事や、江戸のように栄える事を願って名付けられた江戸町。

出島が出来てからは唯一オランダと石橋1つで繋がっていた江戸町はオランダ人と親交が深く、オランダ人が、江戸町をオランダ語表記した「JEDOMATI」から取ったJとDとMを組み合わせて紋章を作り、江戸町に贈ったと言われています。

通称、「タコノマクラ」と言われ、2018年に商標登録されたことでも有名になりました。

タコノマクラ商標登録のニュース

もちろん、江戸町の奉納踊り、阿蘭陀船にもこの紋章がつけられております。
すぐにわかると思いますが、阿蘭陀船を見かけたら確認して見て下さい。

前回、2012年江戸町の傘鉾と阿蘭陀船の動画です。
阿蘭陀船の見どころは、3トンもの船を豪快に引き廻す様子や、350キロある小船を子供たちが力強く引き廻すところです。

江戸町 傘鉾と阿蘭陀船

籠町の奉納踊り 傘鉾と龍踊

長崎くんちでも、一番人気のある龍踊。

龍踊の起源は、中国の五穀豊穣を祈る雨乞いの神事からきていると言われています。
江戸時代、元禄年間に籠町に隣接する唐人屋敷のある館内町で龍踊りをしているのを籠町の人が教わり、享保年間から長崎くんちの奉納踊りに披露されてきたとされています。

館内町の中国人も、隣の籠町の住人と親交が深く、寛政年間に龍踊りを教え始めた頃から進んで籠町の人の為に本国から龍踊に必要な楽器や衣装の一切を取り寄せて指導にあたったとされています。

前回、2012年籠町の傘鉾と龍踊の動画です。
龍踊の龍は、全長20m、鱗8000枚総重量150Kgで「宝珠衆」と10名の「龍衆」による生きているかのような龍の動きは見応え充分です。


籠町 傘鉾と龍踊り

その他の踊り町

古町、桜町、勝山町は今回は不参加との事です。

日程とスケジュールは?

各会場の奉納踊りのスケジュールを紹介したいと思います。

尚、雨天、荒天時はスケジュールに変更がありますのでご了承下さい。

諏訪神社の奉納踊りスケジュール

10月7日  7:00開始

時刻 踊り町 奉納踊り
7:00 今博多町 本踊
7:30 魚の町 川船
8:00 玉園町 獅子踊
8:30 江戸町 阿蘭陀船
9:00 籠町 龍踊

10月7日  16:00開始(くんちの夕べ)

時刻 踊り町 奉納踊り
16:00 今博多町 本踊
16:30  魚の町 川船
17:00 玉園町 獅子踊
17:30 江戸町 阿蘭陀船
18:00 籠町 龍踊

10月9日  8:20開始

時刻 踊り町 奉納踊り
8:20 江戸町 阿蘭陀船
8:50 玉園町 獅子踊
9:20 籠町 龍踊
9:50 今博多町 本踊
10:20 魚の町 川船

中央公園の奉納踊りスケジュール

10月7日 8:10開始

時刻 踊り町 奉納踊り
8:10 今博多町 本踊
8:40 魚の町 川船
9:10 玉園町 獅子踊
9:40 江戸町 阿蘭陀船
10:10 籠町 龍踊

10月7日 17:10開始

時刻 踊り町 奉納踊り
17:10 今博多町 本踊
17:40 魚の町 川船
18:10 玉園町 獅子踊
18:40 江戸町 阿蘭陀船
19:10 籠町 龍踊

10月8日 8:00開始

時刻 踊り町 奉納踊り
8:10 魚の町 川船
8:40 籠町 龍踊
9:10 今博多町 本踊
9:40 玉園町 獅子踊
10:10 江戸町 阿蘭陀船

八坂神社の奉納踊りスケジュール

10月8日 7:00開始

時刻 踊り町 奉納踊り
7:00 魚の町 川船
7:30 籠町 龍踊
8:00 今博多町 本踊
8:30 玉園町 獅子踊
9:00 江戸町 阿蘭陀船


御旅所の奉納踊りスケジュール

10月7日 9:10開始

時刻 踊り町 奉納踊り
9:10 今博多町 本踊
9:40 魚の町 川船
10:10 玉園町 獅子踊
10:40 江戸町 阿蘭陀船
11:10 籠町 龍踊

10月9日 7:00開始

時刻 踊り町 奉納踊り
7:00 江戸町 阿蘭陀船
7:30 玉園町 獅子踊
8:00 籠町 龍踊
8:30 今博多町 本踊
9:00 魚の町 川船

7月7日現在、令和元年の各踊町の庭先回りスケジュールはまだ発表されていないので、発表され次第追記したいと思います。

お下り・お上りのスケジュール

派手な奉納踊りの影に隠れてしまいがちですが、おくんちはお下りで諏訪、住吉、森崎の御神輿を御旅所に安置し、お上りで諏訪神社に戻すという神事からきているので、どっちかと言うとこちらがメインなんです。こちらも諏訪神社の長坂を一気に下り、上りする様子はなかなか勇壮で見応えありです。お下りは10月7日の13時から、お上りは10月9日の13時からとなります。

傘鉾パレードのスケジュールと見どころ

10月7日のお下りの後に傘鉾パレードが行われます。

傘鉾って?と思う方もいらっしゃると思います。
傘鉾は、各踊り町のプラカード的な存在で、町ごとに趣向を凝らしており、町ごとの個性を出してます。

傘鉾も、現在の価値でいくと1億くらいかかっているとの事で、よくよく見てみると結構贅沢に造られています。

2016年の傘鉾パレードの動画です。
傘鉾も重量が130~150Kgあり、それを一人で担ぎ、演技をするので、なかなかの重労働です。

2016年の傘鉾パレード

長崎くんち2019年の踊り町とスケジュール まとめ

今年は、今博多町の本踊り。魚の町の川船。玉園町の獅子踊。江戸町の阿蘭陀船。籠町の龍踊となかなかのラインナップです。

2019年の長崎くんちも盛り上がりそうですね。

各会場の桟敷席の空席状況や庭先回り情報はこちらの記事を御覧下さい。
長崎くんち桟敷席の空席状況は?2019年チケットの販売状況と庭先廻りマップを紹介

おくんちの起源や掛け声はこちらの記事を御覧下さい
長崎くんちとはどんな起源や歴史のあるお祭り?見どころや楽しみ方や掛け声なども紹介



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