公道で乗れる電動キックボードはまとめ!商品の種類や価格・購入方法、原付バイクとも比較してみた

感染症拡大により、ソーシャルディスタンスが叫ばれています。

三密を避けるための手段や対策が至る所で取られるようになりましたね。

通勤や通学に使う電車も三密が心配されている要因です。

電車を利用しない新たな交通手段として電動キックボードの

規制緩和が進められようとしています。

今回はその電動キックボードがどこで買えるのか、価格や種類、原付バイクとの比較をしていきます。



公道で乗れる電動キックボードの種類・価格

電動キックボードをネット検索してみると、たくさんの商品がヒットします。

値段もピンキリで安いものなら1万円代から、高いものは10万円以上と幅広い価格設定がされています。

注意すべきポイントは、公道を走れるかどうかです。

現在の法律では、国土交通省が定めるウィンカーなどの法定部品を取り付け、原付自動車登録をしてナンバーを取得しなければ公道を走ることはできません。

そこで、ナンバーを取得可能な電動キックボードを紹介します。

パルウェイ

350W型モーターと250W型モーター搭載の2種類用意してます。

Palway C17(250Wモーター)

こちらの250W 型は、わずか9.5㎏という車重が売りです。

Palway J81S(350Wモーター)

こちらの350W型は時速28㎞という速さが売りです。

↓Palwayの動画

↓登り坂を走っている動画

車重が軽い250W型かパワフルな350W型かといったところでしょうか。

Palwayのホーム・ページ

フリーマイル キックスクーター

フリーマイルキックスクーターも350W型と500W型の2種類用意しています。

LIGHT(350W型)

6月中旬予約販売開始ということで、近々販売されるはずです。

モデル型式 FM-P1
サイズ L×W×H
(折り畳み時 H)cm
102×45×115(46)
耐荷重 120kg
パワー 350W
最高時速 19km/h
ギアチェンジ切替 2段階/15-19
アクセル プッシュレバー式
ブレーキ 前輪:ドラムブレーキ(自転車と同じレバー操作)
後輪:フットブレーキ
タイヤサイズ 8インチ(20.3cm)
最大航続距離 10-15km
最大上昇角度 15度
バッテリー リチウムイオン 36V 5.2Ah
バッテリー着脱
充電時間 4-5時間
重さ 約13kg
走行時適温気度 -8~40℃
IP規格(防水レベル) IP55
電気代/1回フル充電 9円
販売価格 118,000円(税別)

350W型で12万を切る価格は魅力ではないでしょうか?

PLUS(500W型)

こちらはすでに予約販売中です。

サイズ L×W×H
(折り畳み時 H)cm
112×55×113(60)
耐荷重 120kg
パワー 500W
最高時速 45km/h
ギアチェンジ切替 3段階/15-30-45
アクセル グリップスロットルアクセル
ブレーキ 前輪:ディスクブレーキ
後輪:ディスクブレーキ
(自転車と同じレバー操作)
タイヤサイズ 10インチ(25.4cm)
最大航続距離 30~40km
最大上昇角度 20度
バッテリー リチウムイオン 48V 10Ah
バッテリー着脱
充電時間 5-6時間
重さ 約30kg
走行時適温気度 -8~40℃
IP規格(防水レベル) IP54
その他 イグニッションキー付
サドル(椅子)標準付属
電気代/1回フル充電 11円
販売価格 158,000円(税別)

500Wで最高速度が時速45㎞というのは力強いですね。

↓フリーマイルキックスクーターの動画です。

高出力の割には価格がお手頃といった印象です。

↓購入はフリーマイルキックボードホーム・ページからどうぞ

フリーマイルキックスクーター ホーム・ページ

WIND3.0

4月3日に予約販売が開始されたWIND3.0。

現在は新型感染症の影響で車体を用意する見通しが立たないということで予約販売は中止されています。

サイズ 1,228×536×1,186mm
重量 29kg
制限重量 150kg
最大時速 18km/h
航続距離 約60km
価格 120,000円(税別)

AIR WHEEL 2.5

東京都江戸川区にショールームがあるAIR WHEEL。

キックボードの他にも電動自転車の他新時代のモビリティが沢山あります。

最高速度  約20km/h
 最高斜度  約15°
 バッテリー  162.8Wh(リチウムイオンバッテリー)
 タイヤサイズ  8インチ(前輪:エアー 後輪:ソリッド)
 適応温度  -10°C~40°C(最適温度20°C~30°C)
 最大乗車重量  100kg
 充電器電圧  AC 220V 50-60Hz
 充電時間  162.8Wh:約120分(90分=80%)
 サイズ  縦1300mm×横950mm×幅556mm
折りたたみ時:縦390mm×横950mm×幅200mm
 車体重量  13.0kg

購入はAIR WHEEL ホーム・ページかショールームへ

AIR WHEEL ホーム・ページ

AIR WHEELショールーム

住所:東京都江戸川区臨海町3-3-9
電話:03-5579-6905

来店・試乗の際には、事前に電話連絡を下さいとの事です。



HI FLYING H100

大きな車輪が特徴のH100は、段差などが他のスケーターと比べて得意とします。

クラウドファンディング方式で販売されており、今なら大幅な早割引きがあり、お得に手に入れる事が出来ます。

モーターは360Wとの事で標準的な出力ではないでしょうか。

↓H100の動画

購入はクラウドファンディングのページからどうぞ

HI FLYING H100 クラウドファンディングのページ

ビークルファン

東京都江戸川区にあるショップ。
TUKTUKやトライクなんかも置いてあり、見ごたえのありそうなショップです。

こちらには電動キックボードが250Wと600Wの2車種用意しています。

アーバニスト MINI(250W型)

250W型で重量も10㎏と軽いです。

 

最高速度 25km/h無負荷状態
70㎏乗車時20km/h 航続距離 1充電当たり 20km
登坂能力 15%
仕様サイズ T920 W475 D1070
乾燥重量 10kg
価格 79,200円

アーバニスト600

600Wと高出力でサドルまでついて、もはやミニバイクのようなアーバニスト600。

価格も12万円ほどでお手頃です。

 

車両重量が23㎏とチョット重いですが600Wのので仕方がないかも。

価格は127,600円とお手頃。

↓アーバニスト600の紹介動画

購入は、ビークルファン ホーム・ページか店頭にて。

ビークルファン ホーム・ページ

ビークルファン

郵便番号:132-0021
住所:東京都江戸川区中央1-14-23 吉田ビル1階
電話番号・FAX:0367549481



XーSCOOTERLOM

和歌山県に会社のあるglafitが制作した電動キックボード。

クラウドファンディング方式で販売しています。

LOM本体重量 14.0kg(バッテリー抜き)
標準バッテリー重量 2.5kg
対荷重 100kgまで
タイヤ 前輪12インチ・後輪10インチ
充電時間 約5時間前後
走行距離 約40km(標準バッテリー/満充電状態)
通常出力 350W
走行モード ECO:約10㎞/h
MID:約25㎞/h
HIGH:25km/h以上

価格はクラウドファンディングで119,000円で出ています。

↓LOMの動画

購入は、glafitホーム・ページからどうぞ

glafitホーム・ページ

FG-ESR002-BK

FUGU INNOVATIONSから出ているFG-ESR002-BK。

あのドンキホーテで買えるという手軽さが良いですね。

タイヤサイズ 8.5インチ
最高速度 約35km/h
最大走行距離 約15km
充電時間 約3時間
耐荷重量 約120kg
対応身長 150-200cm
本体重量 約12kg
適用年齢 12歳以上、65歳以下
本体サイズ 1100×460×1215mm(縦置き時)1100×460×500mm(折り畳み時)
価格 39,800円(税別)

↓FG-ESR002-BKの動画です




全国のドン・キホーテ(一部店舗を除く)で購入できるとの事です。

Zero9

K-Mobility合同会社が販売する「Zero9」です。

バッテリー 48V 13Ah
ホイール径 9インチ
タイヤ 前後輪:ニューマティック(空気タイヤ)
ブレーキ 前輪:ディスクブレーキ
後輪:ドラムブレーキ
航続距離 〜45km
最大負荷 100kg
トップスピード 40km/h
重量 18Kg
サスペンション 前輪:スプリング
後輪:エアショック
ライト 前面:LED(2個)
後方:LED(3個)
コントローラー 25A
出力 600W
保証 6ヶ月
全経(折りたたみ時) 横1110x幅260x高440mm

↓Zero9の動画


値段は税込で119,800円になります。



電動キックボードの利便性を原付バイクと比べてみた

電動キックボードは、原付バイクと同じ扱いになるとお伝えしました。

では、実際電動キックボードが原付バイクより優れている点、劣っている点をそれぞれご紹介していきます。

優れている点

①服装を選ばない

女性はスカートで原付バイクに乗ることに抵抗がある人が多いのではないでしょうか。

男性でもスーツなど座りジワが入ってしまう心配をしながら原付バイクに

乗っている人もいるかもしれません。

その点、電動キックボードは立った姿勢で乗ることができるので服装を気にする必要がありません。

②駐車の場所を取らない

電動キックボードはかさばらないので、原付バイクを停めるスペースのないお店などにも立ち寄りやすくなります。

また、狭い道も問題なく通ることができます。

また、家に帰った際も折りたたんで玄関内に入れておくことができるので盗まれる心配もなく安心です。

劣っている点

①安全性

電動キックボードは最高時速40km/hとなっており、比べて原付バイクは最大60km/hまで出すことが可能です。

どうしても車道を走るには速度が遅すぎるため、車が追い抜いていく際に衝突する危険性があります。

また、車輪がとても小さいため、段差や障害物に弱く転んでしまう可能性も原付バイクや自転車よりははるかに高いと言えます。

電動キックボードの安全性に関しては様々な課題が残っていると言えるでしょう。

②長距離には不向き

電動キックボードは充電式になっています。

原付バイクが街中で給油できるのに対して、電動キックボードを充電するのは難しいでしょう。

そのため、自ずと一定の距離より遠くまで走ることはできないという結果になります。

モデルによって航続可能距離は変わってきますが、それも道路の状態やスピードによって変わってくると思います。



電動キックボードまとめ

いかがでしたでしょうか。

電動キックボードで街を走って通勤や通学ができると考えると、なんだかワクワクしますよね。

実際に欧米などでは、短距離の移動に電動キックボードが取り入れられてきているようです。

日本でも、この電動キックボードの実用化に向けて動き出している企業があります。

非三密を追い風として、2020年の秋にも公道での実証実験が行われる可能性も浮上しています。

電動キックボードの公道を走行する上での規制緩和も同時に進められているそうです。

安全性などまだまだ改善の余地があるようですが、ぜひ新たな交通手段として近いうちに実現して欲しいですね。



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