令和発祥の地、坂本八幡宮が熱い!太宰府に行ってみた件

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先日、福岡に行ったついでに、今話題の太宰府に立ち寄ってみました。
個人的には、先輩が大宰府に住んでいたので、若い頃何回か行ったことがある程度で、太宰府天満宮をはじめ、観光はした事がなかったので、色々回ってみる事にしました。



大宰府政庁跡

国道3号線を福岡から南下していくと、「都府楼前」を過ぎ、朱雀大路の交差点を左折するとすぐに大宰府政庁跡が目前に。政庁跡近辺は、市が用意した無料駐車場が点在しているようで、無料駐車場に車を止め、いざ大宰府政庁跡へ

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だだっ広い敷地に礎石が点在しており、10世紀頃からの遺物と思うと感慨深いものが・・・。
敷地内には、先人の詠んだ句碑が何基か建っており、この地が九州における文化の発信地点であったことがうかがえます。

坂本天満宮

いよいよ、令和発祥の地である坂本天満宮へ。国道3号線側から見て、大宰府政庁跡の左奥に位置に隣接しています。道中、令和の旗がいたるところに

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盛り上がってますね!やはり、坂本八幡宮は人気のようで、参拝客が次から次に訪れていました。

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坂本八幡宮。意外とそんなに大きくありません。昔、大伴旅人宅があった跡地と言われており、大伴旅人が自宅にて歌会「梅花の宴」を開き、その梅の花の序文が作られ、それが令和に引用されたとの事

「初春の月にして、気淑(きよ)く風(やわら)ぎ
梅は鏡前の͡粉を披(ひら)き蘭ははい後の香を薫らす

令和発祥の地、皆さんも訪れてみては・・・。

大宰府展示館

坂本天満宮から大宰府政庁跡の対角線上に大宰府展示館があります。
国道3号線から見ると、政庁跡の右手前に位置します。
こちらは入館無料で、大宰府政庁のジオラマや資料が展示されています。
また、令和の由来になった「梅花の宴」のジオラマも展示されています。

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これでいけば、庭で歌会をしていたんですかね?
梅の咲くころに陽気に誘われて歌会をやっていたのでしょうか?
目に浮かぶようですね。

ちょうど、10連休中は、天皇陛下御退位と、新天皇ご即位に合わせて、記帳所が設置されていました。今までニュースでしか見たことが無かったのですが、今回生まれて初めて記帳させていただきました。太宰府市によれば、5月6日の17時まで記帳所を設置しているとの事です。

太宰府天満宮

太宰府と言えばやはりここでしょう。先ほどの政庁跡から車で5分程だったと思います。距離にして2Kmほどだと思います。参道入り口に大駐車場があり、そこへ駐車。駐車料金は500円。

参道を抜け、「太宰府天満宮」へ

太宰府天満宮は、学問の神様と呼ばれる「菅原道真」を祀っている神社。
学生時代には行ったことが無かったのですが、息子にご利益があれば・・・。
連休という事もあり、本殿前に参拝客が行列を作ってました。
本殿脇には有名な「飛梅」があります。

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梅の咲く頃だときれいなんでしょうね。

天満宮内には、至る所に牛の像があり、全部で10体もあるとの事。
昔、菅原道真公がお亡くなりになり、牛車にて亡骸を運んでいたところ、突然牛が動かなくなり、道真公の弟子は、これは道真公の意思に違いないと思い、その地に亡骸を葬ったとの事。後に道真公を慕う人がこの墓所に神社を建てそれが太宰府天満宮になったという事です。そして牛は「御神牛」とよばれ、頭をなでると頭が良くなると言われています。良くなでられているので、頭が輝いています

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牛のほかにも麒麟の銅像と鶯の銅像が。

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この鶯、「うそ」と呼ばれていて、一年間の嘘を道真公の真心と変えてくれる「嘘替え」と呼ばれています。何気に、「嘉永5年奉納」とあり、ペリー来航の1年前からこの地で参拝客を見守っている事になります。

帰り道、参道を歩いていると、異様な空気の店を発見

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太宰府にはあまり関係なさそうな・・・その名も「武将館
中に入ってみると、戦国武将や、幕末の志士たちモデルの模造刀や鎧、グッツが所狭しと並んでいます。店の看板や中の商品には独特のタッチで描かれた戦国武将や志士たちのイラストが。ゲーム「三国無双1~4」や「戦国無双」「CR戦国KIZUNA」のキャラクターデザインを手がけた諏訪原寛幸氏のイラストとの事。迫力があります。
戦国好き、幕末好きにはたまらない店です。

土産はやっぱり

梅が枝餅ですかね。やっぱり人気があるみたいで、行列ができていました。
久々に食べてみるとおいしかったです。

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九州国立博物館

太宰府天満宮からエスカレーターで行けるとの事でしたが、時間の都合で行けませんでした。次回は是非時間をとっていきたいと思います。

まとめ

令和に元号が決まり、注目を集めている太宰府市。意外に見どころ満載でまた近いうちに訪れたいと思いました。
最後にに、「太宰府」と「大宰府」使い分けがあって、地名や天満宮には太宰府、政庁跡などの史跡は大宰府と使うそうです。



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