新型ウィルス感染症拡大防止のため多くの企業がリモートワークを導入したことで、web会議ツール「Zoom」やビジネスチャットツール「Chatwork」の利用者が急速に増えており、今後もweb会議ツールの需要は拡大していくと考えられます。
そして7月末よりその2つのツールがサービス連携をしました。
この連携により、Chatworkから簡単にZoomでのビデオ会議を始めることができるようになりました。
ChatworkにもChatwork Liveというビデオ通話機能が搭載されていますが、Zoomと連携したことで便利になる点はあるのでしょうか。
そこで今回はChatworkとZoomが連携したことで便利になった点について調べてみました。
Chatwork LiveとZoomの違いは?
Chatworkはビジネスシーンを想定したチャットツールで、PDF、ドキュメント、画像ファイルなどをアップロード・保存することができ、Chatwork Live機能を使えばビデオ通話をすることも可能です。
ではChatwork LiveとZoomの違いについて見てみましょう。
Chatwork Live
ビデオ通話は1対1でしか行うことができませんが、有料版であれば最大14人までビデオ通話に参加することができます。
14人を超えた場合は自動的に音声通話に切り替わり、最大100人まで音声通話に参加することができます。
ビデオ通話中にパソコン画面の共有をすることが出来るため、プレゼンを行ったり情報共有を簡単に行うことが可能です。
ビデオ通話の参加人数は14人までと少なめなので、少人数のグループ会議に適したツールと言えるでしょう。
Zoom
Zoomの最大の魅力はやはり通信が安定しており、高画質・高音質であることです。これはweb会議をするにあたって、とても重要なポイントですよね。
また、無料版であっても最大100人まで参加することができ、有料版であればプランによよって300人・500人・1000人まで参加することが可能です。
話している人に自動的にフォーカスする機能が搭載されているので、参加者が大人数であっても円滑にコミュニケーションを図ることができます。
無料版の場合、参加人数が3人以上となる通話時間が40分までという制限がかかってしまうので、ビジネスシーンでは有料版が好ましいでしょう。
最大1000人まで参加することができるZoomは、大規模の会議やセミナーなどにもおすすめです。
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便利な使い方
ここでは、ChatworkとZoomの連携により簡単になったツールの紹介をしたいと思います。
ChatworkからZoomへ招待
ChatworkとZoomが連携したことにより、Zoomミーティングへの招待リンクをChatwork上で発行することができるようになりました。
Chatworkを通じてやり取りをしている人とZoomでオンライン会議をする場合、その都度Zoomを立ち上げて、ミーティングへの招待リンクを発行し、Chatworkに共有するという手間が省けるので、簡単に会議をすることができそうですね。
Zoomはもともとは大人数での会議を想定したプログラムのため、便利な機能が備わっています。
ホワイトボード
ZoomではChatwork同様に画面の共有をすることができ、さらにホワイトボード機能が備わっています。
参加者全員が白いキャンバスのホワイトボードに文字や図などを書き込むことができます。
ホワイボードにアイデアを書き出すなど、リアルタイムで対話型の会議を行うことが可能です。
ブレークアウトルーム
参加者を小分けにグループ分けをすることができる機能です。
ホストは最大で50のブレークアウトルームを作成することができます。
大人数での会議の際にグループ分けをしてディスカッションやグループワークを行う時に便利な機能です。
レコーディング機能
レコーディング機能が搭載されているので、会議内容を録画して後から議事録をつける時にとても便利です。
マウスコントロール
相手のパソコンをリモート操作をすることができます。
パソコン操作が分からない時に操作方法を教えてもらうのにとても便利な機能です。
この機能があれば、パソコンに不具合が生じてもわざわざパソコンを修理店に持ち込む必要がなくなりますね。
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世間の反応
高画像・高音質で便利な機能を多く搭載しているZoomと連携したことをChatworkユーザーはどのように捉えているのでしょうか。
チャットワークとZoomが連携。。
これはかなりありがたい。https://t.co/6zpaWvVyip— 山名 翔利|SEOコンサルタント (@_shori_) July 30, 2020
ChatWorkとZOOM連携、地味にありがたいな
— 鍋焼きうどん (@snowpeak1224) July 30, 2020
おお!zoomとChatworkが連携!さらに便利になる。
早速設定してみたよ。
いちいちミーティング設定してURL教えて・・・という手間がなくなる!!
明日から早速使ってみようかな?#Chatworkエバンジェリストhttps://t.co/HTRyqPQAII pic.twitter.com/Sdh6ffamRY— mamantre 須澤美佳 (@mika_suzawa) July 30, 2020
ChatWorkがzoomと連携、これはいいね♪
— う (@HH41Sv5xtCUtEsK) July 30, 2020
Chatworkとzoomの連携は神。
— vict (@vict87935413) July 30, 2020
Chatworkとzoomが連携して、WEB会議が快適になった夏の始まり\\\٩( 'ω' )و //// #chatwork #zoom
— 松本@税理士法人ブラザシップ (@ma2_0422) July 30, 2020
Chatworkさんいつもホンマにさすが!
Zoomと連携できるんだって。
Chatworkで繋がっているクライアントさんといつもZoomするときにURLをお伝えしないといけない一手間が省けてうれしす。https://t.co/fxt3yaJu6e
— 松原 潤一@デジタルマーケティング専門家 (@Junichi_Santa) July 30, 2020
zoomよけてchatwork にしたのにサービス連携しだした。なんで今やねん。
— OZZ_osk (@R2D2_oskjp) August 2, 2020
セキュリティを気にするのに、Zoomは使う。
なんか矛盾しているような気がする。ChatWorkもZoomと連携したけど、ChatWorkのテレビ通話の機能拡充などに注力してほしかったなぁ。
— やまもと@岡山の社会保険労務士 (@yamamotosrnet) July 31, 2020
ChatworkとZoomが連携したそうです。社会情勢的にzoomヤバくないかと考えて、脱zoomを検討してるのですが、益々Zoomがノシて来るし、Zoomを超えるオンライン会議システムが出てこないのが残念。
— キポログ (@kippolog) July 30, 2020
いまアメリカがTiktokの使用規制検討、自民議連も制限提言してる
zoomは一応アメリカ企業らしいけど、中国との関係指摘されることもあり、実際インドでは排除の動きがある。
セキュリティ的なことは知らんけど、このタイミングでの連携って色々大丈夫なんか?
— アシヘリ (@swether18) July 30, 2020
多くのユーザーが好意的に受け止めているようですね。
中にはChatwork Liveの改善を求める声や中国市場撤退となるZoomの動向を不安視する意見も声も見られました。
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チャットワークとZOOMが連携 まとめ
便利な機能が多く搭載されているZoomと連携したことは、ChatwokとZoomの両方を使って業務を行っている人達にはとても有難いニュースなのではないでしょうか。
ChatworkとZoomの機能を上手く活用して、在宅勤務を快適に、そして効率的にすすめてくださいね。
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