2019台風21号の日本への影響は?台風21号今後の進路予想と威力を比較してみた!

気象

台風21号が発生しました。
先に発生した台風20号と発生場所は違いますが、20号の過ぎた直後に21号が日本に近づく予報です。
色々な予報を見比べていきたいと思います。

※10月23日 22:00更新

今回の台風21号も週末にかけて西から進んでくる低気圧と共鳴して被災地にまとまった雨を降らせそうです。
十分にご注意下さい。



WINDYで現在位置を確認

気象予報サイトWINDY で現在位置と勢力を確認します。

10月20日 21:00現在の位置

日本の右下に渦を巻いているのが台風21号です。
中心気圧は978Hpaとなっています。

なお、沖縄付近で渦を巻いているのが台風20号になります。

10月23日 19:00現在の位置

953Hpaまで勢力が上がっています。
気象庁の予報では940Hpaとなっています。



台風21号の今後の進路、勢力をWINDYで解析

今後の進路、勢力をWINDYを使って解析していきます。

10月24日 09:00の様子

 

台風21号は小笠原付近にいます。
中心気圧は964Hpaとなっています。
西から東進中の低気圧と繋がりそうな感じです。

10月25日 09:00の様子

 

台風21号は日本本土から少し東にズレながら進んでいます。
24日と同様西からの低気圧と共鳴している感じです。

10月26日 09:00の様子

台風21号は三陸沖北部の沖合へ。
西からの低気圧と合体し、中心気圧は990Hpaまで勢力を落としました。

 

 

 



WINDYとTENKI.JP天気図による雨雲の解析

台風19号から続く台風20号と低気圧、秋雨前線で被災地の復興がなかなか進みません。
今回も、台風21号と低気圧が共鳴してまとまった雨を降らせる予報になっています。
時間ごとに雨雲の動きを追ってみたいと思います。

10月24日 09:00の様子

西からの低気圧によって西日本は雨模様ですが、台風21号による雨の影響はまだ無いようです。

10月25日 09:00の様子

台風21号は直接的には雨を降らせていませんが、西からの低気圧と共鳴して関東・東海地区にまとまった雨を降らせています。

10月25日 21:00の様子

低気圧の雨雲が、東北から関東一帯にまとまった雨を降らせています。
台風21号から低気圧に向かって湿った空気が流れていっているのがわかります。
降り始めから降雨量が気になる地域も出てきています。

10月26日 09:00の様子

雨を降らせた低気圧は、台風21号と合体し太平洋上に移動しました。
この時間になると、雨が降っている地域はほとんどないようです。

世界各国の気象予報は?

各国ともに進路予報に大きなズレはありません。



気象庁の予報は?

気象庁も日本への上陸の可能性は今の所低いと見ているようです。
世界各国の予報とあまり変わりはありません。



アメリカ海軍台風予報(JTWC)の予報は?

JTWCも気象庁の予報と大差は無いようです。



ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予報は?

ECMWFも気象庁の予報と大差無いようです。



2019台風21号の日本への影響は まとめ

台風21号は、今の所日本への上陸の可能性は低いようです。
ただ、日本に近づいた時に秋雨前線を刺激し、まとまった雨を降らせる可能性は十分にあります。
これからも引き続き台風21号の動きを監視していきたいと思います。



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