2019台風20号の日本への影響は?台風20号のたまごから今後の進路予想と威力を比較してみた!

気象

※10月21日14時更新

10月15日午前9時にフィリピンの東海上に熱帯低気圧が発生しました。
気象庁の予想天気図では示されていなかった事から、気象庁の予想以上に発達したものと思われます。

10月18日午前3時に熱帯低気圧は台風20号になりました。
今後、あまり発達せず、熱帯低気圧に戻るという見込みのようです。

20月20日午前9時 台風20号は当初フィリピン付近で停滞し弱体化していく予定でしたが、970Hpaまで発達し沖縄付近に近づいてきています。

 



Windyを元に現在地を確認

10月15日18時現在

ちょっとわかりずらいので拡大してみます。

低気圧の表示はありませんが、小さな渦が確認できます。

10月18日 15:00現在

熱帯低気圧は台風20号となり、中心気圧は1005Hpaとなっています。

10月20日 09:00現在

台風20号は発達してwindyでは998Hpaと表示されています。
気象庁発表では970Hpaとなっています。



台風20号の今後をWindyで解析

Windyで、この低気圧の今後の進路を見ていきたいと思います。

10月21日 09:00の様子

 

沖縄に更に接近しています。
中心気圧は1004Hpaと少し弱体化しています。

10月22日 09:00の予想位置

台風の中心は和歌山県潮岬付近まで進んでいます。
中心気圧は1006Hpaで21日とさほど変わりはありません。

10月23日 09:00の予想位置

 中心気圧は1004Hpaと勢力はさほど変わりありません。
中心は三陸沖の太平洋上にあります。
日本の南海上には、先程発生した台風21号が近づきつつあります。



WINDYによる雨雲を解析

10月22日に即位礼正殿の儀が行われますが、ちょうど明日は台風20号(温帯低気圧)の影響でまとまった雨が降りそうです。
WINDYの雨雲予想を時間ごとに見ていきます。

10月21日 12:00現在

宮崎沖に台風20号の雨雲が確認できます。
東にい帯状に秋雨前線が伸びているのも確認できます。
台風周辺には南の台風21号から湿った空気が流れ込んでいます。

10月21日 18:00の様子

台風本体の雨雲が四国南部と紀伊半島にかかっています。
秋雨前線も昼に比べて若干活発になっているようです。

10月22日 0:00の様子

台風の雨雲は四国から東海地方に伸びています。
秋雨前線は徐々に色が濃くなり、雨脚が激しい事を物語っています。

10月22日 06:00の様子

雨雲は近畿から関東へ。
南から雨雲の線が伸びています。
近畿と関東は、雨脚が強い予報です。

10月22日 12:00 の様子

水戸市付近に強力な雨雲がかかっています。
東北地方まで広範囲に雨雲がかかっているので、被災地域では警戒が必要です。

10月22日 18:00の様子

仙台市付近に強力な雨雲がかかっています。
被災地域はもうしばらく警戒が必要です。

10月23日 0:00の様子

濃ゆい雨雲は日本本土から離れました。
東北北部にまさ雨が残っている模様です。



世界各国の台風20号予報は?

各国ともに進路予想はさほど変わりありません。
香港の予想のみ静岡付近に上陸となっています。



気象庁の予報は?

気象庁は、22日9時には足摺岬沖で温帯低気圧に変わると予想しています。

アメリカ海軍台風予報(JTWC)の予報は?

アメリカ海軍もフィリピン付近で停滞し23日には消滅する見込みのようです。
文字が小さくて読めないと思いますが、20日以降、徐々に風速が下がる予報となっています。



ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予報は?

ヨーロッパ中期予報センターは紀伊半島上陸の進路を取っています。



2019台風20号発生したら日本への影響は? まとめ

各予報ともフィリピン停滞から一変して日本接近の予報に変えました。
勢力も弱く、さほど影響はないかもしれませんが、台風19号の影響を受けた地域に雨を降らせることは十分に予想でき警戒が必要です。
これからも引き続き台風20号を監視していきたいと思います。



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