給料のデジタル化はいつから始まるのか、メリットやデメリットについても調べてみました。
近年ではキャッシュレス決済なども増え、現金を持たない人も増えてきました。
それに伴い、現在検討されているのが『給料のデジタル化』なのだとか。
給料のデジタル化とはどういうことなのか、メリットやデメリットも踏まえ、世間の反応も紹介していきます。
給料のデジタル化とは?
給料のデジタル化とは、一体どういうことなのでしょう。
簡単に言うと、給料をスマホ決済アプリや電子マネーで受け取れるようにする、というもの。
現在、給料の支払いは現金(現金手渡し、銀行振り込み)が義務付けられており、電子マネーなどで行うことはできません。
しかし冒頭でも触れたように、近年では現金を持たないキャッシュレス志向の人も多いですよね。
お金の管理をアプリで行っていたり、支払いなどもスマホで行っている、という人も増えています。
そんな現代だからこそ、給料のデジタル化が検討されているのです。
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給料のデジタル化はいつから始まる?
給料のデジタル化は、いつから始まるのでしょうか。
厚生労働省によりますと、給料のデジタル化は『21年度中の制度化』を目指しているとのこと。
まずは給料のデジタル化が制度化され、実際に導入されるのはそれからということになりますから、具体的にいつから始まるのかはまだ未定です。
21年度中というと、あと9ヶ月ほどしかありませんが…。
日本トレンドリサーチによる調査では、給料のデジタル化に賛成する人は22.1%、反対する人は40.9%で、反対派の人の方が多いという結果でした。
反対の人が圧倒的に多ければ、給料のデジタル化が制度化されても、利用する人は少ないかもしれませんね。
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給料デジタル化のメリット
ではここで、給料デジタル化のメリットをまとめてみます。
- 給料日にATMに行かなくてすむ。並ばなくてすむ。
- お金の管理が楽だし、収支が一目瞭然。
- 世の中はデジタル化が進んでいるので、より便利になると思う。
- 現金の受け渡しがなくなれば、感染症予防にもなる。
- わざわざATMで現金を引き出し、電子マネーにチャージするという手間が省けるので、時短になる。
給料デジタル化のメリットとしては、普段から電子マネーを中心に生活している人により多い印象でした。
普段電子マネーの人は、お金をおろしてチャージする手間が省けるのは、ありがたいですね。
また、このご時世ならではの意見として、感染症予防になるというものも目立ちました。
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給料デジタル化のデメリット
続いて、給料デジタル化のデメリットを紹介します。
- システムエラーなどで、使いたいときに使えないというトラブルが起こりそう。
- 安全性が確立されていない。どんなにセキュリティを強化しても、それに対抗するハッカーが必ず出てくるので心配。
- 家のローンなど現金引き落としの支払いもあるので、デジタル化されると逆に面倒。
- アプリ決済できないもの、現金のみのお店もある。お金の使い道を制限されてしまう。
- 夫の給料で生活している人は、夫の給料がデジタル化されたらどうすればいいのか分からない。
- いつの間にかお金が入り、いつの間にか減っているという生活になり、お金のありがたみが分からなくなる。
デメリットに挙がったのは、やはりシステムやセキュリティの問題の他、現金引き落としなど電子マネーが使えないものもある、という意見が多かったです。
デジタル化が進んでいるとはいえ、全てに使えるというわけではありませんからね。
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給料デジタル化に関する世間の反応
最後に、給料デジタル化に関する世間の反応を紹介します。
給料デジタル化なんてしてないでええから
他にもっとやることあるやん
あほ?#菅総理— REN (@renn1511) April 25, 2021
給料デジタル化の何が一番イヤかって過半数の人は現金手渡しが1番嬉しいんじゃないの?????
— АРⅰРⅰ( ᐛ ) (@sy_____pa_____) April 19, 2021
給料デジタル化して、家賃とか光熱費とかそれに対応してくれるんかな?
— ごん太 (@Gogonta_goooooo) April 19, 2021
ツイッターの反応では、給料デジタル化反対の意見が圧倒的に多く見られました。
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まとめ
給料デジタル化について、メリットやデメリットを紹介しました。
キャッシュレス化が進んでいるからこその給料デジタル化なのだとは思いますが、デジタル化にするなら色々な問題が出てくることは目に見えています。
個人的には、今の時点での給料デジタル化は反対だなぁと思いました。
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