【ペットチップ義務化】で書き込まれる情報は?登録変更は簡単にできる?義務化の開始時期などの詳細や世間の反応を調査してみた

日常

ペットにマイクロチップを入れる【ペットチップ】が義務化されます。

では、このペットへのマイクロチップの装着にはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

皆さんも、自分の大切なペットにマイクロチップを装着するのには不安や抵抗がある人もいると思います。

今回はそんなペットに装着するマイクロチップ、通称「ペットチップ」について開設していきたいと思います。



ペットチップにはどんな情報が書き込まれる?

各チップには15桁の識別番号が書き込まれており、専用の装置で読みだすことができます。

この識別番号は環境省のデータベースで情報が管理されており、ペットを飼い主が譲り受けた時に登録を変更し飼い主の個人情報とペットの情報をリンク。

ペットチップには元々マイクロチップを装着した際に動物病院で獣医師が

  • 犬の名前
  • 生年月日
  • 性別
  • 獣医師名

などが書き込まれています。

ペット譲渡時に飼い主の

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

などをチップに読み込ませます。

 



ペットチップの登録変更方法

データの登録は最も登録数の多い「AIPO(動物ID 普及推進会議)」で行いますが、他団体でも登録可能です。

  1. AIPOへの登録は必要事項を記入した登録用紙を用意。
  2. 登録料1,050円を郵便局で振り込む。
  3. 用紙に受領書を貼り、専用封筒で申込書の送付

と手順で登録手続きができます。
不備がなければ約2〜3週間で登録完了します。

一部地域や製品によっては登録手数料が含まれているマイクロチップもあるので、事前にお近くの動物病院で費用、登録方法について確認してください。

また、変更方法や更新についても、マイクロチップが装着された犬・猫を譲り受けた場合は、変更登録が義務化されました。ペットショップやブリーダーなどでマイクロチップが埋め込まれた犬や猫を購入した場合、業者での登録代行手続きを依頼することが可能です。

飼育者の名義や住所、連絡先、犬猫の登録情報などの各種変更手続きは、登録完了通知はがきや登録用紙のコピーに変更する内容を記入し、AIPO事務局へ郵送・FAX・E-mailにて届出を行う方法か、「公益財団法人日本獣医師会:マイクロチップ登録申請システム」でオンライン申請ができるので、自身で変更の手続きを行いましょう。

また忘れがちになりそうですが、ペットが亡くなった場合にも削除の手続きを行う必要があります。



ペットチップ義務化の詳細

ペットチップ義務化について紹介していきます。

ペットチップの義務化はいつから?

ペットチップ義務化の開始は2022年6月1日から施行されます。

2019年6月に改正動物愛護法が成立したことによるものです。

2022年6月1日以降、ペットの販売業者や繁殖業者は犬猫の背中付近にこのチップを装着することが義務付けられます。

また、そのペットを譲り受けた飼い主は変更届出をしないといけません。

ただ、今のところ罰則規定は決まっていません。

ペットチップの素材

ICとコンデンサ、電磁コイルなどの情報記録部位を生体適合ガラスやポリマーで覆った形状となっています。

ペットチップの大きさ

ペットチップは直径約1~2mm、長さ約8〜12㎜の円筒状をしています。

ペットチップの耐久性

耐久年数は約30年であり、一度装着したら、その犬の生涯にわたって半永久的に使用することが可能です。

ペットチップの装着場所

ペットチップを装着する場所は、背側頚部(背側正中線の肩甲骨間より頭部側)と呼ばれる正中線よりやや左側(首の後ろ)の皮下が一般的です。

いつから装着可能?

また、装着は犬の場合生後2週齢頃から可能と言われていますが、犬種や個体差を考えて獣医師に時期の判断を任されています。

装着後は、犬が暴れるとマイクロチップが落下する可能性があるので、しばらく安静にしておく必要があります。

装着費用

動物病院によって異なりますが、数千円~1万円程度かかります。

また、別途、登録費で1080円必要になります。

装着のメリット

ペットチップ装着の最大のメリットは迷子や地震、事故などで飼い主さんと離れ離れになったペットが保護された場合、すぐに身元確認ができることです。

首輪や迷子札に飼い主さんの情報を記載していたとしても、破損してしまったり、外れてしまったりということも。

しかしペットチップは体内に埋め込むので無くなることはありません。

装着のデメリット

やはり、電子機器を埋め込むので健康被害についての不安は存在します。

未確認情報ながらネット上では、ペットの体内でチップが移動する事により信号を拾いにくくなった事例や脳に移動して死亡に至った例もあるとか。

癌のリスクを唱えている人もいます。

海外でも普及しているペットチップですが、現状健康被害についての報告は表面上は出ていないようですが、日本ではまだ事例が少なく症例が出揃っていない部分があるのかもしれませんね。



ペットチップ義務化 世間の反応

ペッチップ義務化について世間の反応を紹介します。

ペットチップに賛成する人、反対意見の人様々な意見が聞かれました。

ペットチップについては、まだ改善の余地があるのかもしれません。



ペットチップ義務化 まとめ

今回は装着義務化が来年に迫ったペットチップについて紹介してきました。

やはりペットにチップを入れるのはかわいそう・・・という意見も数多くあります。

首都直下型地震など災害が不安される世の中です。

大切な家族であるペットの安全のためにも装着しておくと安心する一面もあると思います。

まだまだ賛否両論ありますが、改善の余地があるのかもしれません。



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