2019年1月14日、アメリカのデトロイトモーターショーで日産は、EVのコンセプトカー「IMs」を初公開しました。「IMs」は次世代EVスポーツセダンセダンと位置づけされており、今後市販化に向けて開発が進むのか?興味がもたれるところです。この「IMs」市販化されるのであれば、どんな感じになるのか?スペックを予想してみました
日産、新型セダンを発表へ…上海モーターショー2019https://t.co/Rs8yf8Kdnk#日産 #Nissan pic.twitter.com/H2PSU3PU5o
— レスポンス (@responsejp) 2019年4月2日
IMSはどんな車?
- 全長 4845mm
- 全幅 1900mm
- 全高 1500mm
- ホイールベース 2900mm
- 動力 モーター×2
- 出力 360KW(482PS)
- トルク 800Nm(81.6Kg-m)
- 駆動方式 4WD
- バッテリー容量 115KW
- 航続距離 380マイル(611Km)
- サスペンション エアサスペンション
シートアレンジが特徴的で、2+1+2という、少々特殊なシートアレンジ。
電気自動車であるので、デフ等を格納するセンタートンネルがなく、床がフラットに。
そのため、後部座席はセンター席がメインで、両サイドはサブになり、サブシートの背もたれを倒すと、センターシートのアームレストになります。
最新の自動運転技術を採用。自動運転時は前後のイルミネーションがブルーになり、周囲に自動運転である事を伝えてます。
自動運転時は、フロントシートが15度内側に回転、同乗者同士会話しやすいポジションになります。自動運転時はステアリングは格納され、広い空間が生まれます。
ライバル社 テスラと比べてみる
明らかにライバル視しているであろう、テスラ社
スペック的に近い2017モデル S 100Dと比べてみました
- 全長 4979mm
- 全幅 1964mm
- 全高 1445mm
- 動力 モーター×2
- 出力(推定値) 420KW(571PS)
- トルク(推定値) 621Nm(63.3Kgーm)
- 駆動方式 4WD
- バッテリー容量 100KW
- 航続距離 539km
- 価格 12654000円
とIMsを市販したら、近いものがあるでしょう。
IMsは市販される?
IMsのスペックのまま市販されるとなれば、安くても1000万円前後の値段は付きそうです。1000万円前後の車にスカイラインの名を付けるでしょうか?
今までと客層が変わってくるので、このままのスペックであれば付ける可能性は低いでしょう。海外ではインフィニティQ50で販売されてますが、インフィニティQ70レベルの価格帯なので、住み分けをどう考えるか?全くの新しいスポーツセダンとして送り出すかでしょうかね。
日産は、日本市場では新型EVを3車種、E-POWER搭載車を5車種まで増やすと公言してます。海外市場でも、2018年カラ22年にかけてEV8車種を投入するとあります。EVクロスオーバーSUVのコンセプトカーIMxの市販化も予定されているので、十分IMsの市販化も可能性があります。
もうちょっと小さく作っても良いんじゃない?
本気でEVを浸透させたいのであれば、テスラ社のモデル3ぐらいのスペックで作って、400~600万円ぐらいで販売すれば売れると思うのですが・・・。
ちなみにテスラ モデル3 のスペックはバッテリー容量がグレードによって違い、数字が変わってくるのですが、
- 全長 4694mm
- 全幅 1933mm
- 全高 1443mm
- ホイールベース 2875mm
- 駆動方式 RWD/4WD
- バッテリー容量 不明 (60~85KWhと推測)
- 出力 不明
- トルク 不明
- 航続距離 353~520km
- CD値 0.23
- 最高速度 209~259Km/h
- 価格 35000~58000ドル(391万3350~648万4980円)※4月5日円相場111.81円で計算
とお値打ち!!
是非ともテスラモデル3とガッチリ戦えるような日産のセダンが見てみたいものです。
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