住宅ローンの残クレはいつから始まる?すでにローンを組んでいる人も利用できる?残クレのメリットからデメリットや世間の反応も調査してみた

日常

住宅ローンの残クレはいつから始まるのか、調べてみました。

新車の購入やスマホの購入などでお馴染みの、残クレ。

この残クレが、住宅購入時のローン返済にも適用されるというのです。

一体いつから、住宅ローンの残クレは始まるのでしょうか。

また、すでにローンを組んでいる人は利用できるのか?や、残クレのメリット、デメリットについても紹介していきます。

住宅ローンの残クレに興味のある方、必見です。



住宅ローンの残クレとは?

住宅ローンの残クレとは、【借入額と将来の住宅価値の差額のみを払う】ローンの組み方のこと。

新車の購入時には、5年後のクルマの価値(5年後のクルマの売却額)をあらかじめ差し引いた分のみを支払う方法が増えていますよね。

支払い総額はクルマによっても変わりますが、おおよそ新車の代金の半額で乗れるとして、人気を集めています。

住宅ローンの残クレは、まさにこれの「住宅バージョン」のこと。

住宅を購入するとき、その住宅の価格から将来の住宅価値を差し引き、残りの金額でローンを組むのです。

そうすれば毎月のローンの支払い額が安く抑えられることから、注目を集めています。



住宅ローンの残クレは、いつから始まる?

現在、住宅ローンの残クレは、「北海道R住宅ストック流通推進プロジェクト」が行っているのみで、全国では行われていません。

北海道でも、まだまだ試作段階と言わざるを得ず、利用者はそこまで多くないことが現状です。

政府は2021年度より民間の金融機関が参加するモデル事業を始めるとしていますので、全国的に住宅ローンの残クレが定着するのは、まだ数年は先になりそうですね。



住宅ローンをすでに組んでいる人も残クレを利用できる?

住宅ローンの残クレが始まったら、すでに住宅ローンを組んでいる人も残クレに変更することはできるのでしょうか。

こちらについては、住宅ローンの残クレの詳しいことがまだ不明なので、現時点では分かりません。

ただ、クルマやスマホの残クレも、新しく購入する際に適用するかどうかを決められるものであり、すでにローンを組んでいるものを変えることはできませんよね。

このことからも、すでに住宅ローンを組んでいる人は、新たに残クレを組み直すことはできないのではないか、と予想します。

とはいえ、住宅ローンは金額が金額ですので、もしかすると新たに残クレを組み直すこともできるかもしれません。

これについては、追加の情報を待ちましょう。



住宅ローンの残クレのメリット・デメリット

では改めて、住宅ローンの残クレのメリットとデメリットをみてみましょう。

住宅ローンの残クレ メリット

住宅ローンに残クレを選択した場合、考えられるメリットは

  • 月々の返済を安くできる
  • 場合によっては、周辺の賃貸相場価格よりも安く住める
  • 数年後に、今後についての選択ができる

一番のメリットは、やはり月々の支払いを安くできることでしょう。

場合によっては、周辺の賃貸価格の相場よりも安い金額で住めるかもしれません。

また、数年後には「残価分を一括or再ローンで住み続ける」「家を手放して新しい家に住む」という選択ができるのも、残クレのメリット。

家族が増えたり、親と同居するなどの理由で今の家では狭く感じるときには、新しい家に住むという選択をすることもできるのです。

住宅ローンの残クレ デメリット

逆に残クレを選択した場合デメリットとして考えられる事は

  • 将来の住宅価値が分かりにくい
  • 販売会社が倒産したときにどうなるのか?が分かりにくい
  • 数年後に家がなくなる可能性がある(家探しをしなくてはならない)

私が感じたデメリットは、数年後に家がなくなるということ。

残クレの場合、あくまでも「返却」することが条件ですから、一生住み続けられるわけではありません。

ただ車でもそうですがその家に住み続けたい場合は、残額を支払う(新たにローンを組み直す?)事になることも想像できます。

年を取ってから、新たに家探しをしなくてはならないのは、残クレの最大のデメリットではないでしょうか。



住宅ローンの残クレに関する世間の反応

最後に、住宅ローンの残クレに関する世間の反応を紹介します。

https://twitter.com/ringo_oih/status/1315495071593029632?s=19

まだ情報は少ないのですが、多くの人は住宅ローンの残クレにはあまり乗り気ではないようです。

住宅ローンの残クレ まとめ

住宅ローンの残クレについて、お話ししました。

住宅ローンの残クレについての情報は、まだまだ少ないのが現状です。

これからどうなっていくのかは分かりませんが、今後の動きにも注目していきましょう。



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