歩きスマホ条例の内容はどの様なもので罰則はある?取り締まり方法や世見の反応を調査してみた

日常

街中で当たり前のように見かける光景、「歩きスマホ」。

この歩きスマホを禁止する条例が、神奈川県大和市で提案されました。

もし、可決されれば7月1日から施行されることになります。

スマホ関連の条例や法律といえば、2019年の12月にスマートフォンを操作しながらの運転が厳罰化されたことが記憶に新しいですよね。

歩きスマホも運転しながらのスマホ同様、事故を引き起こす可能性が高く、数年にわたって注意喚起がされてきた末での条例化となりました。

全国で初の歩きスマホ条例がどのようなものなのか、またこの条例に対しての世間の反応もご紹介していきます。

歩きスマホ条例の内容と罰則

まず、大切なことは今回の歩きスマホ禁止条例は「法律」ではなく「条例」だということ。

法律と条例の違いを先に簡単に説明します。

「法律」・・・国が作るルールで、制定されれば国全体に影響がある

「条例」・・・地方自治体が作るルールで、その自治体内にしか影響がない

このような違いがあります。

つまり、歩きスマホ条例は神奈川県大和市が提案した条例なので制定された場合は、大和市内でのみ影響力を発揮します。

歩きスマホ条例の内容

詳しい内容としては、市は歩きスマホを「交通事故を引き起こす恐れのある危険行為」としており、市内の道路や駅前広場、公園内などで歩きスマホを禁止となっています。

詳しく書かれていますが、つまり市内全域で歩きスマホを禁止するということですね。

この条例が可決されるか否決されるかが決まるのは6月25日で、可決されれば7月1日からの施行になります。

条例案作成のために今年1月に大和市内で行われた事前調査によると、中央林間と大和の両駅前を通った約6千人のうち12%が歩きスマホをしていたとの結果でした。

パーセンテージでは分かりづらいですが、約720人が歩きスマホをしていたということになります。

人数で見ると歩きスマホをしている人の多さがわかりますね。

昨年5月には歩きスマホが原因の自動車との接触事故も起きており、今回の条例提案に踏み出しました。

大和市の大木市長は例として歩きたばこを挙げ、「2008年に市も制定した防止条例の効果で、長い年月をかけてほとんど見られなくなった。スマホは立ち止まって操作するものという意識を社会に浸透させたい」と話しています。

もし可決された場合は、全国で初の歩きスマホ禁止条例となります。

気になる罰則について

現状は罰則などは特になく、市の交通安全巡視員や路上喫煙防止指導員らが該当者に注意喚起を行う予定です。

歩きタバコ禁止条例などを見てみると、各自治体で罰金があったり、注意喚起だけだったりと罰則の対応に開きがあります。

もし今後、この大和市を皮切りに全国の自治体が歩きスマホ禁止条例を制定し始めたら、罰金を課す自治体も出てくるかもしれません。

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歩きスマホ禁止条例に対しての世間の反応

全国初の提案となった、歩きスマホ禁止条例。

世間の反応はどうなのか、紹介していきます。

↓歩きスマホ条例大賛成

↓歩きスマホは危険!!

↓歩きスマホ条例、もっと広げるべき!!

ネット上の反応はこの条例に好意的なものが多かったです。

コメントをしている方の中には、実際に歩きスマホをしている人にぶつかられて階段から落ちたり、転んで怪我をした方もいました。

コメントを読んで、多くの人が歩きスマホを迷惑、危険と認識していると気づかされました。

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歩きスマホ禁止条例まとめ

歩きスマホは、なんの悪気もなく行ってしまう日常行為かもしれません。

しかし、家の中とは違い、一度外に出ると他人の迷惑を考えなければいけません。

歩きスマホが原因で誰かに怪我をさせたり、自分が事故にあってからでは遅すぎます。

先ほど、これは条例なので制定されても大和市内でのみ影響力を持つと説明しましたが、この条例を元に歩きスマホが原因の事故や怪我が減った場合は同じような条例を制定する自治体が増えることでしょう。

全国初の条例が可決か否決か、歩きスマホ関連のトラブルを減らすことができるのか、注目が集まっています。

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