運転免許のデジタル化のメリット・デメリットは?機密は守れる?世間の反応も調査してみた

日常

運転免許のデジタル化について、メリットとデメリットをまとめてみました。

菅新内閣が発足してから、早数日。

菅首相が打ち出した政策の1つに、デジタル庁の新設というものがありました。

デジタル庁?とクエスチョンマークが頭に浮かんだのですが、さらに気になるのが【運転免許証のデジタル化】というもの。

運転免許証は私も持っていますが、デジタル化とはどういうことなのでしょうか。

ここでは、運転免許証をデジタル化するメリットとデメリットについて、まとめてみました。

また、運転免許証のデジタル化に関する世間の反応も調査してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。



運転免許をデジタル化するのは、なんのため?

そもそも運転免許証をデジタル化するのは、なんのためなのでしょうか。

今のカードタイプの運転免許証もICチップが埋め込まれていますし、今のままでも不便なことなどないような気がしますが…。

政府が運転免許証をデジタル化しようとしている最大の理由は、マイナンバー制度を活用したいからだそう。

数年前に国民一人一人にマイナンバーが与えられましたが、マイナンバーカードを交付している人は2割にも満たないのが現実です。

正直なところ、マイナンバーカードの必要性があまり感じられないんですよね…。

とはいえ、政府は2022年度までにはほぼすべての国民にマイナンバーカードを交付したい考えなので、運転免許証をデジタル化して、マイナンバー制度とひも付けようと考えているのです。

運転免許のデジタル化のイメージはこんな感じだとか



運転免許のデジタル化のメリット・デメリット

では、運転免許証をデジタル化するメリットとデメリットには、どんなものがあるのでしょうか。

考えられるメリットとデメリットを、まとめてみました。

メリット

運転免許のデジタル化でのメリットは

  • 事務手続きが簡素化できる
  • 免許証をなくすリスクがなくなる
  • 免許証の悪用リスクを減らせる
  • スマホと一体化なので、免許証の不携帯がなくなる

私たちにとっての免許証をデジタル化するメリットは、なくす心配や忘れる心配がなくなる、というものが挙げられます。

最近はキャッシュレス決済が主流になったことで、財布を持たずにスマホだけ持って出かける人も多いですよね。

スマホだけは必ず持ち歩くと思うので、その中に免許証もあれば、なくしたり忘れるリスクというのはゼロに近いものになるでしょう。

また、免許証の更新などの手続きも、警察署ではなくアプリ上で行うことができるようになれば、わざわざ警察署に行かなくてすむようになります。

自分の都合のいいときに手続きができるというのも、ありがたいなぁと思いました。

デメリット

それではデメリットを考えてみたいと思います

  • 個人情報が流出するリスクがある
  • スマホの故障やバッテリー切れにより、提示できない可能性もある

運転免許証をデジタル化するデメリットは、やはり個人情報流出に関するものでしょう。

ネット上に個人情報を保管するとなれば、当然ながらハッングや情報操作といったリスクがあることは避けられません。

どんなにセキュリティを強化しても、ハッキングされる可能性はありますよね。

運転免許証は身分証明書ですし、さらにマイナンバーも分かってしまったら、悪用されるのでは…というリスクがあることは、とても不安に感じます。

また、身分証を提示するときにたまたまスマホの充電が切れていたり、なんらかの不具合でアプリが起動しないなどのトラブルがあった場合、免許証を提示できないということも。

そういったメリット、デメリットをすべて考慮した上で、本当にデジタル化するべきなのかは検討してほしいと思います。



運転免許のデジタル化に関する世間の反応

最後に、運転免許証をデジタル化することに関する世間の反応を紹介します。

やはり様々な意見がありますね~。

運転免許証のデジタル化に賛成の人もいれば、当然ながら反対の人もいます。

今後どうなるのか、注目していきましょう。



運転免許証のデジタル化 まとめ

運転免許証のデジタル化について、紹介しました。

運転免許証のデジタル化にはメリットもある一方、セキュリティ強化といった課題も残されています。

安易にデジタル化したりせず、しっかりとセキュリティ面での安全が確認されてから、デジタル化に踏み切ってほしいと思います。



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