本日(2020年4月7日現在)、安倍首相が特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令しました。
これまでは自粛要請が世間を騒がせている中、あろうことか国土交通省政務官(自民党、衆院石川2区)まで登り詰めた佐々木紀(ささき はじめ)氏がとんでもない発言をして違う角度から世間を賑わわせました。
本記事は、渦中の佐々木紀・大臣政務官のした事の発端のツイートやプロフィール、経歴などを徹底的に調査してまとめました。
佐々木紀・大臣政務官がした炎上ツイートとは?詳しく調べてみた
さっそく佐々木紀・大臣政務官がしたツイートを見ていきましょう。
上の画像は今現在は削除されている佐々木紀・大臣政務官がツイートしたものです。
このツイートは大炎上し、
『これが国土交通大臣政務官の発言か!?』『隣国の疫病を気に留めることなく仕事した結果では?』『火に油注ぐ発言』『納税が国民の義務ならば、こういうときは国の責任だろ』などのコメントが多数見られました。
なにより、
佐々木紀・大臣政務官は自身がしたツイートを削除し、
国は自粛要請しています。感染拡大を国だけの責任にしないでくださいね。でも、自粛を求めるなら補償とセットでないといけません。しっかり取り組みます! https://t.co/Rlu0aaJa3Q
— 佐々木紀(ささきはじめ) (@hajime24331) April 4, 2020
『国は自粛要請しています。感染拡大を国だけの責任にしないでくださいね。でも、自粛を求めるなら補償とセットでないといけません。しっかり取り組みます!』と変えて投稿しました。
これらの投稿にツイッター民が反応し、この一連の佐々木紀・大臣政務官のツイートに非難が集中しました。
『国だけ』と表現を変えたことには、『投稿は削除できても、投稿したことは削除できないよ』などの投稿が多く見受けられました。
佐々木紀・大臣政務官の『国のせい』のツイッター画像を保存して『削除済み』のマークをかぶせた投稿も多く見受けられました。
『しっかり取り組みます』については『具体策を明示せず、ここでもタダの精神論』と嘆きツイートも多く見受けられました。
この投稿を受けて赤羽一嘉国土交通相の7日に謝罪しました。それに対し、ツイッターでは『秘書が勝手にやったこと、秘書のせいです』と皮肉る意見なども見られました。
ちなみに、
3月30日には、3月前半にスペインなどに行った京都の大学生が感染したことに『卒業旅行みたいだけど、卒業後はどこに入社するのかな…その会社の対応が気になります』とも投稿していました。
大臣政務官の立場の人がこのような発言を公に向けてするということは炎上しても仕方ないでしょう。こうなることが予想できなかったのかと思ってしまいますね。
佐々木紀・大臣政務官のプロフィール
生年月日:1974年10月18日
出生地:石川県能美郡根上町(現:能美市)
出身校:東北大学法学部
前職:会社役員、日本青年会議所石川ブロック協議会会長
現職:衆議院議員、国土交通大臣政務官、自由民主党石川県第2選挙区支部長
所属政党:自由民主党(細田派)
称号:学士(法学)
趣味:旅行、バレーボール
好きな言葉:青春、一直線
愛読書:国家の品格ドラッカー『マネジメント』
座右の銘:正直者は一生の宝
公式サイト:https://sasaki-hajime.jp/
佐々木紀・大臣政務官の経歴について
プロフィールと重複する部分がありますが、佐々木紀・大臣政務官の経歴を時系列にまとめます。
・根上中学校卒業 卒業
松井秀喜さんとは中学の同級生です。
・石川県立小松高等学校 卒業
・東北大学法学部 卒業
税法を専攻しています。
・仙台で友人と輸入ビジネスを始める(起業)
・2003年 石川県に戻り父親の経営するビル管理会社へ入社
・2010年 小松青年会議所理事長就任
・2011年 日本青年会議所石川ブロック協議会会長就任
新潟、福島ゲリラ豪雨や東日本大震災による被災地支援のボランティアを行いました。
・2012年12月 第46回衆議院議員総選挙に初当選
次期衆院選不出馬を表明した森元首相の後継候補として石川2区より自由民主党の公募で選出されています。
・2014年12月 第47回衆議院議員総選挙に石川2区から出馬し、再選
・2017年10月 第48回衆議院議員総選挙で再選
・2019年9月 第4次安倍第2次改造内閣で国土交通大臣政務官に就任
佐々木紀・大臣政務官の評判について
今回のツイートが初めての不祥事ということになります。
それまでは何事もなく順風満帆なキャリア積み立てでした。
2012年に初当選して以降、2期目、3期目と無事に当選していたことから、政治家としては安定した評判を地元から始まり、全国で得ていたのではないかと思います。
今回のツイートにより、激しい逆風が佐々木議員を襲っています。
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