長崎から人口流出!対策は?近い将来「長崎夜景」は消えてしまうのか?

長崎

先日、長崎市の人口流出が全国一と発表がありました。
長崎には魅力がなくなったのか?
色々な角度から検証してみたいと思います。

何か対策は行っているの?

長崎市長は、過去(2017年11月)にこの様な事を言ってます。

  1. 人口減少を食い止める
  2. 人口減少が進んでも暮らしやすい街にする
  3. 交流人口を増やして人口減少を補い、まちの活力につなげる

3に関しては約15年前から取り組んでおり、2006年には、日本初のまち歩き博覧会である「長崎さるく博」もこの一環であるという。
続いて行ったのは、長崎にあるものを活かしていく「資源みがき」だそうで、「新世界三大夜景」や、「出島表門橋」の設置がこれにあたるそう。

市内に人間を呼び込むという点で、新幹線の長崎ルート開業、大型客船が2隻同時に停泊出来る設備、長崎駅付近に大規模な会議や展示会も開催できるMICE施設建設とその辺りの政策現在実行中という事になります。

が、肝心の人口減少を食い止めるという点では、残念ながら現在の所政策が見えてこないです。市民には伝わってません。

今後の展望、「長崎夜景」は無くなる?

実際問題、観光客をいくら呼び込んでも、長崎市民の生活は、少しは恩恵があるにしても、そんなに変わりはないと思います。
実際、ここ数年、観光船の長崎入港が増大して、観光客も増えているようですが、恩恵を受けているのは、港湾関係者、ツアーバス会社、港周辺の商業施設ぐらいでしょうか?観光船の乗客は、多くはバスにて「鳥栖アウトレット」や、県外の施設に向かうそうで、そこまで長崎の経済効果はないようです。

まぁ、観光客が長崎に来るのは良い事なんですが、メリットをもたらすのは一時的な事で、外的要因でぱったり観光客が来なくなることは十分に考えられます。

それよりも、人口流出に何か手を打たないと、先細りするのは間違いありません。

長崎の観光資源である「長崎夜景」実は危機に瀕している事を皆さんはご存知でしょうか?

長崎中心部の斜面地には、車が通る道が少なく、現在住んでいる人は、昔から住んでいる高齢者が多く、空き家も目立ってきています。ご存知の通り長崎の夜景は山の上まで連なる各家庭からの電気も要素の一つであり、近い将来、山間部の景色は変わっていくことでしょう。

長崎市周辺部は?

長崎市のベットタウン、時津町、長与町は実は人口増えてます。団地に郊外型ショッピングも充実して住みやすいですからね。家の前まで車が行ける環境は長崎では貴重です。

長崎の夜景は消えていくのか?

市内中心部の斜面地に人を呼び戻す必要があります。
斜面地の空き家、空き地を有効利用して、区画整理、消防道路を作り、家の前まで車が通る環境を作れば市内中心部にも人は戻ってくると思います。
まぁ、空き家、空き地の所有権やお金の問題はあるのでしょうが・・・。
新しい市庁舎やMICE施設を作るのならこちらに回してもらいたいものです。

なぜ人口は流出してしまうのか?

元々、日本自体、少子高齢化に向かっていっているので、長崎だけの問題ではないのでしょうが、長崎の場合、若者の県外流出が顕著で、そこが問題なのでしょう。
なぜ、若者は長崎から出て行ってしまうのか?

恐らく、

  • 就職したくなるような求人が無い(特に給料面)
  • 地方にしては物価が高い(特にガソリン)
  • 若者に魅力的な場所が少ない

といったとこでしょう。

何か対策は?

企業を誘致

元気な企業が長崎にも必要です。三菱が元気になれば早いのですが・・・。
他にも、県外から元気な企業が長崎に参入してくれると良いのですが。
行政の方で、積極的な誘致活動をもっと頑張ってほしいものです。

他にも、長崎にはまだ進出してこない魅力的な全国チェーンがあります。例えば
ラウンド1、サイゼリア、ビックボーイ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、コストコ等長崎に出店してくれませんかね?

個人事業主を育てる

魅力的な企業が来ないのなら、自分で起業しよう!という若者を育ててみては。
最初から起業は難しいかもしれませんが、有名な講師を招いてセミナーを開いてみたりして、気運を高めてみては?事業は長崎が起こしやすいと知名度が上がれば、人口の流入もあるかもしれません。
近年、サラリーマンも副業を推奨するとまで言われてますので、副業からの起業も面白いとおもいますよ。

まとめ

ちょっと好き放題書かせてもらいました。
でも、長崎に住む人間としてこの先心配ではあります。
もうすぐ、地方統一選挙もあります。長崎にとって有益な人物が当選しますように。

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