中学生の、学校への携帯電話の持ち込みが可能とする動きがありますが、持ち込み解禁となるのはいつからなのでしょうか。
また、中学生の学校へのスマホ持ち込みは可とした場合、無条件でOKというわけではありません。
スマホを持ち込むためには、どんな条件が必要なのか?についても、合わせて調べてみました。
ここでは、【中学生の学校へのスマホ持ち込み】について、時期や条件、メリット、デメリットについてご紹介していきます。
中学生の学校へのスマホ持ち込みはいつから解禁?
2020年7月、文部科学省が【中学生の学校への携帯電話の持ち込み】を容認する考えであることがわかりました。
持ち込みのための条件や課題などを踏まえ、7月中には全国の教育委員会へ通知を出すそうです。
そうなると、中学生のスマホ持ち込みは早ければ7月中には可能になる事もあるかもしれません。
これは、あくまでも文部科学省が7月中に全国の教育委員会へ通知を出すという話であって、7月中に【持ち込みが可能になる】ということではありません。
また、文部科学省が出す通知に強制力はなく、持ち込み可という通知を受けたからといって、実際に中学生のスマホ持ち込みを認めるかどうかは自治体の教育委員会の判断によるのだとか。
東京や大阪などの都会では比較的すぐにスマホ持ち込みが解禁されそうですが、地方では時間がかかるかもしれませんね。
私の住んでいる地域では、現時点では【小中学生のスマホ所持禁止】となっています。
やはりスマホは様々なトラブルが懸念されることから、子供が個人のスマホを持つのではなく、家族所有のタブレットなどを利用するよう、市から要請されているのですが…。
中学生のスマホ持ち込みが可能になったら、どうなるのかちょっと気になるところです。
[ad4]
中学生の学校へのスマホ持ち込みの条件とは
中学生のスマホの持ち込みには、条件があります。
無条件で持ち込みOKというわけではないので、気を付けましょう。
スマホ持ち込みの条件を、簡単にまとめてみました。
- 保護者が、緊急連絡手段として持ち込みを希望する
- 学校での管理方法や、紛失・破損などのトラブルが起こった際の責任の所在を明確化しておく
- 保護者が、フィルタリングなどを適切に設定しておく
- 正しい使い方や危険性などについて、学校や家庭で指導しておく
そもそも中学生のスマホの持ち込みは、【登下校中の安全確認】などが目的であり、学校で使うためではありません。
学校では貴重品として教師が預かり、生徒がスマホを持つのは登下校中だけにする、などのルール作りが必要かもしれませんね。
[ad5]
スマホを持ち込むメリット・デメリット
ではここで、中学生がスマホを持ち込むメリットとデメリットについて、考えてみましょう。
メリット
スマホを持ち込むメリットとして考えられる事を挙げてみました
- 災害時の安否確認ができる
- 登下校中の安全確認ができる
- ルールや使い方を学ぶ良い機会になる
スマホを持ち込む最大のメリットともなるのは、やはり「もしものとき」の安否確認、安全確認ができるということでしょう。
災害などはいつ起こるかわかりません。
もしものときに連絡がとれない、という不安を解消するためにも、スマホを連絡手段として持たせておきたいという保護者の気持ちもわかります。
デメリット
スマホを持ち込むデメリットは何が考えられるでしょうか?
- スマホ格差が懸念される
- 盗撮や歩きスマホなどのルール違反
- 紛失や盗難、破損などのリスクがある
私が一番心配なのは、スマホを持っている子と持っていない子の間で「スマホ格差」が生まれてしまうこと。
スマホがあるのとないのとでは、SNSなども含めてできることに差が出ることは否めませんし、友達同士の連絡手段がないことから、スマホのない子がグループから外される、なんて話も聞きますよね。
SNS上の誹謗中傷なども多いですし、中学生という多感な時期だからこそ、格差が生まれてしまう可能性も否定できません。
スマホの持ち込みはメリットもありますが、まだまだ課題も多いのではないか、と思います。
[ad6]
中学生のスマホ持ち込みに関する世間の反応
最後に、中学生のスマホ持ち込みに関する世間の反応をご紹介します。
中学生の学校スマホ持参、条件付きで容認へ 登下校時の連絡手段としてhttps://t.co/8dL1NQOcCK 小学校の通学路にある橋の欄干に音楽を大音量で鳴らしながら登ってる中学生に自転車乗りながら音楽聞いたりスマホ操作してランドセルにぶつかる中学生。持ち込み反対。登下…
— クラウンクローバー (@panamanapo) July 14, 2020
使い方やマナーという点から、反対という意見です。
中学生の学校へのスマホ持ち込みについて、有識者会議が容認した事に対して異論がある。
会議のメンバーはブルジョアの方々だけで構成されており、貧乏人の家庭の事など何も知りやしない
スマホを買って上げられない家庭がある。ルールを守らない生徒が必ずいる。その他、弊害が諸々ある。— 東京鬼神 (@tokyo_de_mon36) July 14, 2020
スマホを容認することによって起こる弊害について、もう少し考えるべきという意見です。
中学スマホ容認案。小学生も中学生も通学範囲に大差ないのでは?教育活動に必要なのか?保護者が持ち込み容認を求める理由が…連絡手段?…小学生は必要無いと?
— くろしお289系 (@travel_travel_k) June 24, 2020
持ち込み理由が連絡手段としてであるなら、小学生にも容認するべきでは?という意見もあります。
この手の問題は、利点と弊害が必ずあるものなので、どうなるのか今後の動きに注目していきましょう。
[ad7]
中学生の携帯電話の持ち込み解禁はいつから?まとめ
中学生のスマホ持ち込みについて、お話ししました。
そもそも中学生のスマホ所持率は、地域によって相当な差があると私は思っています。
スマホの持ち込みが学校からOKといわれても、いわれなくても、これを機にスマホ(ネット)の使い方やルールなどについてきちんと話し合っておくべきでしょう。
我が家も、早速今夜にでも話し合いをしてみようと思います。
コメント