誰でも気軽に動画を投稿できるアプリ、TikTok。
若い世代を中心に、大人気ですよね。
自分で動画を投稿したり、友達の動画を見る、共有するなど、TikTokは若い世代のコミュニケーションツールの1つとして、その地位を確立していると言っても過言ではありません。
そんなTikTokですが、【情報漏洩の可能性】などが指摘されているのはご存じですか?
ここでは、TikTokの個人情報漏洩について見ていきたいと思います。
流れたらマズイ個人情報や、周りに与える影響、どんなトラブルが示唆されているのかなど、TikTokの危険性と対策について紹介していきます。
安易な気持ちで始めると、危険なことに巻き込まれてしまうかもしれません。
TikTokの危険性は海外でも?
みなさんご存じだとは思いますが、TikTokは中国発のアプリです。
実はTikTokは、海外で「セキュリティ上の欠陥がある」ことが指摘されてきました。
アメリカでは、TikTokを利用すると、個人情報が中国の共産党の手に渡る可能性があるとして、TikTokを排除する動きが加速。
インドでは、すでにTikTokの使用を禁止しています。
海外でも大々的に「TikTokは危険」「TikTokは使うな」という動きになっているのです。
一体TikTokにはどのような危険性があり、日本では何かしらの規制をかけるのでしょうか。
日本でも規制をかける可能性あり
TikTokを含む中国発のアプリの利用制限については、日本でも行う可能性が高いです。
自民党の「ルール形成事業法」では、【安全保障上のリスクを考慮する】という条項を盛り込むよう、政府に求める考えだそう。
TikTokは個人情報の悪用や漏洩などの問題が懸念されていることからも、日本でも中国発のアプリに関しては利用制限をかけていく方針のようです。
TikTokの危険性を調査してみた
では、具体的にはどんな危険性があるのでしょうか。
TikTok関連のトラブルとしては
- 動画や写真の悪用
- 個人情報を抜き取り
- TikTokで検索したワードが不正にフェイスブックなどに送信される
- 地域がバレる
など挙げられます。
動画や写真の悪用
TikTok上の動画の動画や写真を勝手に編集しネットに上げるなどする人もいます。
不用意にネットに顔を上げる事により、自分の顔を変に編集されることもあり不快な思いもすることもあるので注意が必要です。
個人情報を抜き取り
TikTokにはセキュリティ上の欠陥があり、それを悪用すると、メッセージ機能を使ってユーザーに動画URLを送り付けることができます。
そのURLを開いてしまうことで、個人情報を抜き取られたりする恐れがあるのだとか。
TikTokで検索したワードが不正にフェイスブックなどに送信される
TikTokのwebアカウントから個人情報を抜き取ったり、TikTokで検索したワードが不正にフェイスブックなどに送信されたという事例もあるようです。
アカウントを乗っ取られるというのが、一番怖いですね。
地域がバレる
TikTokに登録したとき、位置情報の共有をOKしてしまうと、動画を投稿した都道府県が表示されてしまいます。
そこから地域がバレるので、恋愛目的や下心のあるユーザーからダイレクトメールが送られてきた、ということも。
もちろん無視できればいいのですが、TikTokのユーザーは10代などの若い世代が中心ということもあって、良からぬ犯罪に巻き込まれる恐れもゼロではありません。
TikTokの危険性対策
TikTokをする上で危険な目に遭わない対策として
- 不用意に顔出ししない
- 動画を投稿する時は慎重に(我が子には投稿を禁止してます)
- 不要な個人情報は登録しない
- TikTokを名乗る不審なメールは無視する、URLは開かない
- TikTokにログインしたデバイスの履歴をこまめに確認する
- パスワードをこまめに変える
などがあります。
TikTokは、最初に個人情報を登録してしまうと、アカウントを削除しない限り情報を消すことはできません。
これから登録する人は、余計な個人情報は登録しないようにしましょう。
ティックトックで流れてマズイ個人情報は?まとめ
TikTokの危険性と対策について、お話ししました。
気軽に人と繋がれるTikTokですが、その安全性が懸念されています。
個人情報の漏洩や乗っ取りなどの心配がある以上、むやみやたらとTikTokを使うのは考え直した方がいいかもしれませんね。
どうすれば自分の個人情報を守れるか、もう一度確認してみることをおすすめします。
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