女子柔道52㎏級志々目愛選手は東京オリンピック代表に選ばれるか?戦績やプロフィールを紹介

柔道

東京五輪を来年に控え、選手達も代表入りを目指し調整をしていることでしょう。
日本のお家芸、柔道も選手層が厚く代表入りするにも一苦労といったところでしょう。
女子柔道52㎏級は北京・ロンドン・リオネジャネイロオリンピックともに中村美里選手が代表を努めてきたクラスです。

近年このクラスの代表権争いが激しく、志々目愛選手、角田夏実選手と争っているところに、阿部詩選手が入り、三つ巴の戦いを繰り広げています。

そこで、志々目愛選手の経歴とエピソードを紹介していきたいと思います。
動画は、志々目愛選手の試合の映像です。



志々目愛選手の経歴

生年月日:1994年1月25日生まれ(25歳)
出身:宮崎県都城市
血液型:B型
身長:158㎝
段位:四段
組み手:左組
得意技:内股

小学校時代

4歳の時から2人の兄と財部柔心館道場で一緒に柔道を始めます。
幼少期には、大きな男子と練習したくなかったり、先生に怒られるのが嫌で、トイレに籠ったりしていたとか。
それでも、6年生の時には全国小学生学年別柔道大会の45㎏級で3位になりました。

中学校時代

庄内中学へ入学。
中学は、部活動に柔道部がなかった為、そのまま財部柔心館道場で稽古に励みます。
2年・3年と九州大会を制覇しましたが、全国大会では、そこまで勝ち進む事ができませんでした。

高校時代

宮崎日大高校へ進学。寮生活が始まります。
インターハイでは2年生の時に3位、3年生の時には2位で終わります。
全日本ジュニアではついに優勝を飾ります。

大学時代

帝京大学に進学。
9月の全日本ジュニアで優勝すると、そのままアジアジュニアでも優勝します。

2年生になり、全日本ジュニアで優勝し、3連覇を達成。
11月の講道館杯では2位、グランドスラム・東京では3位に終わります。

3年生になり、10月の体重別選手権では2位、11月の講道館杯も2位、12月のグランドスラム・東京では3位に終わります。
グランドスラム・東京では、兄の志々目徹選手も2位で終わり、兄妹同時のメダル獲得となりました。

4年生になり、グランプリ・ウランバートルで優勝。
IJFワールド柔道ツアー初優勝を飾ります。
10月のグランドスラム・パリでは3位に終わり、12月のグランドスラム・東京では2位で終わります。またしても兄の志々目徹選手と今大会3年連続での兄妹メダル獲得になりました。
2月のグランプリ・デュッセルドルフは優勝し、大学最後の試合を優勝で締めくくりました。

社会人時代

2016年4月より了徳寺学園の職員となります。
体重別選手権では、中村美里選手に敗れ2位でしたが、アジア選手権では優勝します。
11月の講道館杯は準々決勝で阿部詩選手に敗れ、そのまま棄権。
12月のグランドスラム・東京では、角田選手に敗れ3位で終わりました。

2017年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは、準々決勝で阿部詩選手に敗れ、3位で終わります。
4月の体重別選手権では、阿部・角田両選手をやぶり初優勝します。
5月のアジア選手権でも優勝し2連覇を達成します。
8月の世界選手権も優勝し、世界チャンピオンになります。
2015年の世界選手権で兄の志々目徹選手が3位に入賞していることから、兄弟そろって世界選手権のメダリストになり、同時に世界ランキング1位にもなりました。
12月のグランドスラム・東京では、阿部選手に敗れ3位に終わりました。

2018年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは、全試合オール一本勝ちで2回めの優勝を飾ります。
4月の体重別では、角田選手に敗れ2位に終わりますが、2015年10月以降外国人選手に負けがない事を理由に世界選手権の代表に選ばれます。
7月のグランプリ・ザグレブで優勝し、9月の世界選手権では、決勝で阿部選手に敗れ2位で終わります。
11月のグランドスラム・大阪では、阿部選手に敗れ3位で終わりました。

2019年グランドスラム・パリで優勝。
4月の体重別選手権では、角田選手に敗れ2位で終わります。
5月のグランドスラム・バク-では、決勝でブシャール選手と対戦した際、右足を負傷し、そのまま棄権負けしてしまいました。
これで、2015年10月から続いた外国人選手の連勝記録は57で止まりました。



志々目愛選手の家族は?

志々目愛選手の家族は、2人のお兄さんがいらっしゃいます。ご家族の事について調べてみました。

父・母

ご両親については、情報がほとんどありません。
兄妹そろって皆柔道をしている事や、小さい頃、お父さんが道場以外でも練習をつけていたということなので、お父さんは柔道経験者ではないかと予想されます。

長兄・志々目裕樹さん

志々目裕樹さんは、元ボートレーサーです。1991年1月22日生まれの28歳。
身長163cmで体重が56kgということです。ボートレーサーだから体重が軽いのは当たり前ですが、柔道では軽量級になります。
柔道は2段ということなので、少なくとも高校を卒業するくらいまでは柔道をしていたと予想されます。
ボートレーサーとしては、B級の選手だったようで、2019年に引退されています。
弟の徹さんのツイートでは、7月から地元の都城市で海鮮系の居酒屋を経営されるそうです。

次兄・志々目徹さん

志々目徹さんは60kg級の柔道選手です。
愛さんと、同じく了徳寺学園の職員でもあります。
1992年3月8日生まれの27歳です。
志々目徹選手のインタビュー動画はこちら


身長161cmで60kg級なので、兄妹ともに似たような体格なんですね。
愛さんと同じく宮崎日大高校へ進学し、大学は日体大へ進学しています。
2017年に日体大の同級生の柿崎ちなみさんと結婚。
ちなみさんはプロのバレーボールの選手です。



志々目愛さんの得意技

内股

兄妹そろって同じ得意技です。高校まで恐らく指導者が同じだったのではないかと思いますが、その指導者の影響があるのかもしれません。

小外刈り

左組の志々目愛選手からすると、右組相手の体勢を崩すのに有効な技だと思います。
組手争いの中で、足を絡めた攻撃をすることにより、必殺の内股を出せるチャンスも増えてくることでしょう。
もちろん、小外刈で一本という事も十分にあると思います。

志々目愛選手 まとめ

今年に入り、怪我に泣かされた志々目愛選手。何とか世界選手権の出場にこぎ着けたようです。志々目選手の強みは、何と言っても外国人選手に対し強いところでしょう。オリンピックでこの階級は金メダルが今まで出ていなかったので、外国人選手に連勝中の阿部選手とともに十分に期待が持てる階級であることは間違いないと思います。後はオリンピックまで大きな怪我が無いように願いたいものです。



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